持参金480万円付きでも…ポスドク就職支援苦戦(読売新聞)

 博士号取得後に任期付きの不安定な立場で研究を続ける研究者(ポスドク)を雇用する企業に、1人当たり480万円の資金を提供する文部科学省の事業が、目標の採用数に届かず苦戦している。

 伸び悩むポスドク雇用を、「持参金」付きで後押しする狙いだったが、ポスドクの就職が難しい現実を改めて浮き彫りにした。

 事業は独立行政法人・科学技術振興機構が担当。同機構が選んだ企業28社が11月から4か月間、ポスドクを募集し、23社29人の採用が決まった。それでも、目標である40人には達せず、途中で辞退した1社を除き、採用が決まらなかった4社は、募集を4月中旬まで延長することになった。

 同機構の担当者は「景気悪化の影響も考えられるが、企業が求める専門的な知識や技能と、ポスドクの能力がぴったり合うケースが少ない」とみている。

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<中国毒ギョーザ>中国政府の対応評価 平野官房長官(毎日新聞)

 平野博文官房長官は29日午前の記者会見で、中国製冷凍ギョーザによる中毒事件に関し「(逮捕まで)2年もかかったのかということもあるが、中国政府としては2年間辛抱強くやっていただいたということだろう」と述べ、中国政府の対応を評価しつつ、時間がかかったことに不快感もにじませた。

 その上で「もっと迅速に対応できうる2国間の相互の協力体制は必要だろう」と語り、日中両国の捜査協力体制の改善が必要との認識を示した。【横田愛】

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築地市場の移転関連予算、予算特別委で可決(読売新聞)

 東京・築地市場の移転問題を巡って審議を続けてきた東京都議会の予算特別委員会は28日未明、移転関連予算を含む中央卸売市場会計予算案を可決した。

 30日の本会議で予算が成立する見通し。

 第1党の民主党が移転関連費のうち、用地取得費約1260億円を削除する修正案を提出する意向を示していたが、民主、自民、公明の3党が共同提案した「現在地再整備の検討結果を知事が尊重する」などとする付帯決議を盛り込むことで賛成に回った。

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<北教組事件>小林議員処分へ 鳩山首相(毎日新聞)

 鳩山由紀夫首相は23日朝、北海道教職員組合(北教組)の違法献金事件で陣営幹部らが起訴された民主党の小林千代美衆院議員に関し、党として何らかの処分を検討する考えを示した。首相公邸前で記者団から、小林氏が議員辞職や離党はしないと表明したことを問われ、「起訴されたことは相当重く受け止めなきゃいけない。必ずしもこれで良かったと思っていない。何らかの対処をする必要があり、早急に(党の)幹部で協議する必要がある」と述べた。

 23日の閣議後会見では、閣僚からも小林氏らに注文をつける発言が相次いだ。

 枝野幸男行政刷新担当相は23日午前の閣議後会見で、「なぜ(陣営幹部が)逮捕、起訴されているのに、(小林氏)本人が辞めないのかについて説明は足りないのではないか。丁寧な説明が足りなければ、国民から不信を抱かれる」との認識を示した。党執行部にも「国民の理解・納得を得られるような努力を(小林氏に)促したほうがいい」と注文をつけた。

 前原誠司国土交通相は「政治とカネの問題を言われている方が複数いるが、誰もけじめをつけていない。それが厳しく問われて支持率下落の大きな要因になっている。その方々すべてがどうご自身で判断されるかだ」と述べ、小沢一郎幹事長にも対応を求めた。

 中井洽国家公安委員長は「私なんか(資金集めで)悪戦苦闘している者から見たら、お金がなくなったらどっかから出てくるってうらやましい限りだ。みな楽な選挙をしていない。必死でカンパを集め、友達に泣きついてやっている」と述べ、北教組から資金提供を受けた小林氏を突き放した。

 川端達夫文部科学相は教組幹部の起訴を受け、「極めて遺憾で深刻な問題だ。教育現場の政治的中立の確保と、政治の信頼回復のため、道教委、札幌市教委と連携しながら信頼回復に取り組む」と語った。

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【大阪万博40年 熱狂が残したもの】(下)元気なDNA伝えたい(産経新聞)

 大阪万博から40年を経てあす13日、かつて熱狂に包まれた万博会場の万博記念公園に記念館「EXPO’70パビリオン」がオープンする。展示されるのは太陽の塔の胴体にある顔のレプリカなどの当時の日本人を驚かせたものがそろう。

 記念館の展示ディレクターをつとめた馬場健二さん(40)は大阪万博を知らない。開幕時は0歳で、「大阪万博はすごいと聞いて育ったんですけど、何がそんなにすごいのかとずっと思っていた」。しかし今回、展示を担当して「意味がやっと分かった」という。

 馬場さんは展示品を選ぶために数万点の映像や写真と格闘。その姿がおぼろげながらつかめ、圧倒された。

 「食、ファッション、建築、科学技術。それぞれが好きな視点で語れるのが万博のすごさ。僕は建築士ですが、三角形のトラス構造など今ある手法が40年前にもほとんどあった。驚きました」という。

 記念館は、唯一現存するパビリオン「鉄鋼館」を4億6千万円かけてリニューアルした。このパビリオンは老朽化に伴い撤去が議論されたこともあるが、「万博が時とともに忘れ去られるのではないか」という危機感もあり、記念館として生まれ変わることになったという。

 日本万国博覧会記念機構の平田清営業推進課長(51)は「(記念館は)思い切った決断でした」と話す。平田さんは大阪万博当時、小学5年生。入りたかったアメリカ館は長蛇の列で入れなかったことを覚えている。

 当時の熱気を肌で知る平田さんは「閉塞(へいそく)感がただよう今、もう一度あの時の元気を感じてほしい」という。

 後世に伝えたいことはほかにもある。「『人類の進歩と調和』だけが万博のテーマではなくて、自然の活用や心の豊かさといった、今の時代のあるべき姿も万博の理念として掲げられていた。そんな万博の『DNA』を、21世紀に残していきたい」と話した。

                   ◇ 

 この連載は杉村奈々子(27)が担当しました。

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 東レ科学振興会は第50回東レ科学技術賞に、「金属人工格子」の研究で世界をリードした京大名誉教授の新庄輝也氏と、分子進化の分野で生物が種を形成するメカニズムを解明した功績のある東工大院生命理工学研究科教授の岡田典弘氏を選んだ。また、若手研究者に資金援助する「第50回東レ科学技術研究助成」の対象には東大物性研究所准教授の中辻知氏ら10人を選出。17日に東京都内で贈呈式を行った。

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 「岸壁の母」の大ヒットで知られる歌手、二葉百合子さん(78)が15日、引退会見を17日に開くと所属レコード会社を通じて明らかにした。会見で引退の時期や理由を説明する。

 二葉さんは1934年、3歳で浪曲の初舞台を踏み、1957年に歌手デビュー。昨年、芸能生活75周年を迎えた。

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<阿久根市長>8職員に市民懇談会出席を命令 疑問や批判も(毎日新聞)

 鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(51)が、降格に不服を申し立てた職員や市職員労働組合役員ら市職員8人に対し、市長主催で14日に開催予定の「市民懇談会」へ出席するよう命令したことが分かった。これまでの懇談会は課長らが市民に市政を説明する場で、参加者は市長支持派が多いとされる。「つるし上げになるのでは」と、人選に疑問や批判の声が上がっている。

 また、竹原市長は常々、「命令に従わない職員は処分する」と公言。懲戒処分を検討する市賞罰委員会も市長派で固めた。「命令」に従わず欠席した場合、「処分されるのでは」と懸念する声も出ている。

 8人の内訳は、昨年4月の降格人事で公平委員会に不服を申し立て、先月「処分取り消し」の判定を受けた元課長ら3人▽市職労の役員4人▽市長に批判的な議員の親族の職員1人。

 市関係者らによると、8人は8日、市長から「市民懇談会への出席について(命令)」との文書を手渡された。出席の理由は「職員研修の一環」としているという。

 市職労を支援する自治労県本部は「業務外での職務命令なので法的に従う必要はない。ただ、処分される恐れもあるので、市職労と対応を検討している」と話した。【馬場茂】

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「のぞみ」煙充満、歯車ベアリング破損が原因(読売新聞)

 JR山陽新幹線で、走行中の博多発東京行き「のぞみ56号」の車底にある歯車箱(ギアケース)が破損し、車内に煙が充満したトラブルで、JR西日本は8日、ギアケース内にある小歯車のベアリングの部品が外れて歯車に巻き込まれた結果、ケースを内部から突き破ったとみられる、との調査結果を明らかにした。

 JR西は「ただちに脱線や火災につながる危険はなかった」とするものの、ベアリングの破損理由は解明されておらず、鉄道総合技術研究所(東京都)の協力で調査を継続するとともに、同種の車両632両の点検を強化する。

 今回行ったギアケースの解体調査によると、ケースの中にある小歯車(直径20センチ)と大歯車(直径52・5センチ)のうち、小歯車に付いていたベアリングが破損していたことが判明した。軸を円滑に回転させるためベアリング内部に並ぶ円柱形の「コロ」と呼ばれる鋼鉄製部品(高さ2・4センチ、直径2・15センチ)は、26個すべてが脱落。ケース内に十数個が散乱し、粉々に砕けた跡とみられる金属粉もあった。

 同社は、脱落したコロの一部が大歯車に巻き込まれた上、大歯車とケースの約1センチのすき間に挟まり、アルミ製のケースを破って外に飛び出したとみている。

 さらに、ケース内を満たしていた潤滑油が破損部分から外へ漏れ、モーターなどで熱され気化。換気口から車内に流れ込み、西明石―新神戸間で白煙が立ちこめた、とみている。

 ベアリングが破損した原因について、同社は〈1〉走行中の揺れによって起きる軸のぶれ〈2〉組み立て不良――などを可能性として挙げたが、「現時点では特定できない」としている。

 問題が起きたのは新型のN700系車両だが、同じギアケースは他の車両でも使われ、同社は、これまでにベアリングが破損した同様の例はないとしている。

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